作品名
ワイルドスピード

監督
脚本
主な声優
1分で分かるあらすじ
「ワイルドスピード」シリーズは、速さ、友情、裏切り、そして家族の絆をテーマにしたエキサイティングな物語の連続です。物語は、元警察官のブライアン・オコナーと、街を支配するドミニク・トレットを中心に展開します。
最初はただの車のレースから始まったが、次第に彼らの関係は深まり、次々に困難に立ち向かう姿が描かれます。単なるカーアクションにとどまらず、仲間との信頼、裏切りを乗り越えていく壮大なドラマが繰り広げられるのです。

スピードを求め、次々に迫る危険を乗り越え、やがて彼らの絆は街を超え、車を題材にした映画なのにも関わらず空や海などにも発展していきます。
毎回異なる舞台、驚きのアクションシーン、思わず心が揺れる人間ドラマが絡み合い、観客をワクワクさせてくれます。このシリーズを観ることで、あなたもそのスリルとスピード感に引き込まれること間違いなし!さあ、アクセル全開で、次なる冒険へ出発です!
ワイスピの見る順番
ワイスピこと「ワイルドスピード」シリーズは、2001年の公開から始まり、各作品が異なる時期に公開されました。カーアクション、友情、裏切りと家族の絆を描いたこのシリーズは、世界中のファンを魅了し続けています。
公開順・時系列順を理解し映画を観ることで、登場人物たちの成長や変化を追いながら、物語の進化を感じ取ることができます。シリーズの隠れたストーリーや繋がりを深く理解できるよう紹介していきます!
ワイスピの公開順一覧
ワイルド・スピード (2001年6月22日)

ブライアンは一見普通の警察官として登場しますが、実は潜入捜査官でドミニクのグループを調査するため接近します。しかし、次第に心の中ではドミニクの世界に引き寄せられていき、ドミニクと彼の仲間たちが繰り広げる地下レースの世界にどっぷり浸かっていきます。
ワイルド・スピード X2 (2003年6月6日)

今度の舞台は、フロリダ州マイアミ。ブライアンは警察官を辞め、新たな地で新しい人生を歩むためにローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)と再会します。しかし、平穏無事な生活を望む間もなく、二人は麻薬密売組織に関わる巨大な犯罪組織に巻き込まれていくのです。
ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (2006年6月16日)

ショーンは母親のもとに送られ、そこでネタという日本人女性と出会い、日本の土屋氏が生み出したドリフトの技術を学びながら成長していきます。ストリートレースの世界で順調に腕を上げていったショーンですが、地元の有力者とのトラブルに巻き込まれ、人生を賭けたレースに挑むことになります。
ワイルド・スピード MAX (2009年4月3日)

ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)とブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)が再び共闘し、巨大な麻薬密売組織を壊滅させるために立ち向かう物語です。物語の舞台はロサンゼルスで、ドミニクはある取引のために麻薬密売組織のボスと接触し、ブライアンは再び警察の仕事に戻ることになります。
ワイルド・スピード MEGA MAX (2011年4月29日)

ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)とブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)は、犯した罪のために逃亡生活を送っていましたが、再び集結し、強力な犯罪組織に立ち向かうことになります。ドウェイン・ジョンソン演じる新キャラクター、ルーク・ホッブスが登場し、物語は一層盛り上がります。
ワイルド・スピード EURO MISSION (2013年5月24日)

ドミニク・トレットとブライアン・オコナーを中心に、かつての仲間たちが集結し、ヨーロッパを舞台に最強の犯罪組織に立ち向かう姿が描かれます。今回のミッションでは、ドミニクたちが麻薬王ヴィラン(ルーク・エヴァンズ)の隠された巨大な資産を狙い、全世界をまたにかけた壮絶な戦いを繰り広げます。
ワイルド・スピード SKY MISSION (2015年4月3日)

前作で一度死んだと思われたデッカードが復活し、ドミニクたちの前に立ちふさがるのです。物語は、ショウの復讐劇を阻止するため、ドミニクたちが極限のカーアクションを駆使し、国際的な大追跡劇を繰り広げる展開となります。
この作品の最大の特徴は、亡きポール・ウォーカーが最後に出演したことです。彼のキャラクターであるブライアンが物語の中で感動的に退場するシーンは、ファンにとって涙なしでは観られません。アクション、ドラマ、友情、家族、すべてが詰まった感動作です。
ワイルド・スピード ICE BREAK (2017年4月28日)

ドミニク(ヴィン・ディーゼル)は家族を守るため、テロリストの指導者であるサイファー(シャーリーズ・セロン)に裏切られ、世界規模の陰謀に巻き込まれてしまいます。ドミニクの行動に疑問を抱く仲間たち、ブライアン(ポール・ウォーカー)亡き後もなお続く家族の絆が試される中、ドミニクはどう向き合っていくのか。
ワイルド・スピード/スーパーコンボ (2019年8月2日)

ドウェイン・ジョンソン演じるホブスと、ジェイソン・ステイサム演じるショウが、かつての敵同士から手を組んで悪党に立ち向かう姿を描いています。二人は全く異なる性格と戦闘スタイルを持つものの、共通の目的のために力を合わせることになります。
ワイルド・スピード/ジェットブレイク (2023年5月19日)

ドミニクの実の弟ジェイコブ(ジョン・シナ)が、悪党として登場し、ドミニクたちを引きずり込む形で激しい戦いが繰り広げられるのです。兄弟の因縁、家族への想いが複雑に絡み合い、物語はどんどんスリリングになっていきます。
ワイルド・スピード/ファイヤーブースト (2023年6月30日)

ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)とその仲間たちは、再び世界を舞台に悪党に立ち向かうことになりますが、今回は一味違います。彼らの前に現れたのは、エネルギー源を支配しようとする恐るべきテロリスト集団。この集団は、全世界を支配するため、未知の燃料源「ファイヤーブースト」を手に入れようとするのだが、、、
ワイスピの時系列順一覧
ワイルド・スピード (2001)
記念すべき第1作。物語は、ブライアン・オコナーがドミニク・トレットとの関係を築き、レースの世界に足を踏み入れるところから始まります。
他作品と比べて多くの予算を使っていないのかCGが一切ありません。しかし、個人的にはそのことにより派手な演出はないものの人間味のある映画となっていると思います。良い意味でB級映画感があり、最高の作品だとおすすめさせてください!

ドミニクとブライアンの初対決
このレースは、ドミニクとブライアンがどれだけ異なる立場にいるかを象徴するシーンでもあります。ブライアンが警察官でありながら、ドミニクの世界に引き寄せられていく矛盾した立場は、物語の根底に流れるテーマ「正義と友情」「裏切りと忠誠」の象徴です。勝者が誰であれ、その後の二人の関係を深く知るための重要な分岐点となります。
最後の決断:裏切りと忠誠
最後の決断を下すシーンは、ブライアンが警察官としての使命を果たすのか、ドミニクとの友情を選ぶのかという究極の選択を描いています。この選択がブライアンのキャラクターの進化を象徴するとともに、シリーズ全体における「家族」のテーマが強く表現される瞬間です。
X2 (2003)
2作目。ブライアンが犯罪組織と戦い、ドミニクとは再び出会うことになります。
特に、ブライアンとローマンの関係が深まる過程や、麻薬密売組織との壮絶な戦いは、観る者を引き込む魅力を持っています。前作の影響を受けつつも、新たなキャラクターや舞台設定が加わり、シリーズ全体に新しい風を吹き込んでいます。

マイアミ・レースシーン
マイアミの夜景を背景に、二人の車が次々に高速道路を駆け抜け、カメラが追うその姿は、スピード感と共に緊迫感を生み出します。レースの途中での迫力満点なアクションが、観る者の心をわしづかみにします。
麻薬密売組織との対決
ブライアンとローマンが、麻薬密売組織の手から街を守ろうとするシーンでは、警察と犯罪者との壮絶な戦いが繰り広げられます。このシーンは、単なるカーアクションだけでなく、ブライアンとローマンの人間ドラマが交錯する重要な瞬間となります。高速度で進行するアクションが観る者を圧倒します。
MAX (2009)
4作目。ドミニクとブライアンが再びタッグを組み、強力な犯罪組織と戦います。ドミニクの家族や仲間との絆が描かれます。
ドミニクとブライアンが再び共闘することで、物語に深みが加わり、彼らの絆が描かれたことが大きな魅力となっています。レースシーンや迫力満点のアクションはもちろん、友情と裏切り、信頼と冒険が交錯するストーリーが観る者を引き込みます。

ドミニクとブライアンの再会
二人が再会するシーンは、シリーズファンには特に感動的です。過去の因縁を乗り越えて、ドミニクとブライアンが手を組む瞬間は、シリーズ全体のテーマである「家族」の絆を再確認させてくれます。この再会が、物語全体に大きな影響を与える重要なポイントとなります。
最高のラストシーン
収監されることになったドミニク。刑務所に向かう護送車の後ろを謎の3台の車がチラリ!そこで作品は終了しますが、完全に次回につながる展開で熱くなったファンも多いのではないでしょうか?
MEGA MAX (2011)
5作目。ドミニクたちは世界規模の犯罪者たちと戦い、仲間(家族)の絆が深まります。シリーズが本格的に国際的なスケールに広がるきっかけとなった作品。
アクションのスピード感やカーチェイスの緊迫感は抜群で、金庫ごと強奪するというアイディアや実行力は面白く、その場面でのカーチェイスは見応え抜群です!

ルーク・ホッブスの登場
ルーク・ホッブスの登場は、シリーズの中で新たな風を吹き込む瞬間です。彼の物理的な強さや、正義感溢れるキャラクターはドミニクたちにとって新たなライバルであり、同時に協力者でもあります。このキャラクターが物語にどのような影響を与えるのか、その成長を見守るのも楽しみの一つです。
金庫強盗シーン
シリーズを通じて最もスリリングな瞬間の一つです。ドミニクたちが命を懸けてリスクを冒し、壮大なアクションが繰り広げられる中で、彼らの成長と絆が再確認される重要なシーンとなります。このシーンの迫力と緊張感は、まさに「ワイルド・スピード」ならではの魅力です。
EURO MISSION (2013)
6作目。ドミニクたちがヨーロッパで壮大なミッションに挑みます。新たな仲間と共に、さらに複雑な戦いに巻き込まれます。
ヨーロッパを舞台にした壮大なレースシーンや、ドウェイン・ジョンソン演じるホッブスの再登場が物語に新たなエネルギーを加え、観る者を引き込みます。ドミニクとブライアンの絆が深まり、シリーズを通してのテーマ「家族」が再確認される瞬間が心に残ります。

ホッブスの再登場
ホッブスの再登場は、シリーズに新たな魅力を与えます。彼の無敵の存在感と、ドミニクたちとのコンビネーションは見もの。特にホッブスがドミニクたちをサポートし、共闘するシーンはシリーズの中でも特に迫力があります。彼のキャラクターが加わることで、物語に新しい緊張感が生まれます。
記憶喪失しているレティ
まさかのまさか!死んだと思っていた最愛の人レティが敵のチームに関わっていることが判明!ドムは後を追い会話をするのですが、何も覚えていないレティ。切なさとドムの男気が光るシーンです。
X3 TOKYO DRIFT (2006)
3作目。ドリフト王ショーン・ボズウェルの物語が展開され、ドミニクが重要な役割で登場します。スピンオフの作品かと思われていましたが、後に正当なシリーズ作品となりました。
日本の街並みを背景に、新しいレーススタイル「ドリフト」が登場し、視覚的にも新鮮な印象を与えます。ドリフトをテーマにしたレース映画として、シリーズの中でも新たな風を吹き込んだ一作と言えるでしょう。
個人的には、日本車でドリフトを練習していたショーンが、大一番のレースで父親のマスタングを使用するシーンが印象的です!いきなりアメ車でドリフトは難易度高っって思いました!

初めてのドリフトレース
ショーンが初めてドリフトを使ってレースをする場面は、これまでのストリートレースとは一線を画すスリルと迫力があります。ドリフト技術がどれほど魅力的かが観客に強く伝わるこのシーンでは、彼の成長とドリフトの魅力が存分に描かれます。
ショーンとトゥインキーの絆
ショーンとトゥインキーの絆が描かれる場面では、彼らの間に生まれた深い信頼と友情が強調されます。特に、ネタがショーンにドリフトを教え、ショーンが成長していく過程が感動的に描かれ、二人の関係が物語に大きな影響を与える重要なシーンです。
SKY MISSION (2015)
7作目。物語の中でドミニクたちがさらなる強大な敵に挑戦します。この作品では、車にパラシュートを付けるなど空がテーマとなっています。
シリーズの中で最も感動的でエモーショナルな作品です。ポール・ウォーカーの最期の出演シーンが心に深く響き、ファンにとっては涙なしでは観られません。

ブライアンの最後のミッション
ブライアンが最後のミッションに挑むシーン。ポール・ウォーカーの最期の出演シーンとして、多くのファンの心に残る瞬間です。ブライアンが家族を守るために奮闘する姿が描かれます。彼の決断と行動が物語を感動的に締めくくり、ポール・ウォーカーの役者としての演技がファンの心を打ちます。このシーンの後、彼のキャラクターがどのように物語から自然に退場していくのかが見事に描かれています。
ポール・ウォーカーを偲ぶラストシーン
ポール・ウォーカーへのトリビュートが込められた、シリーズのエモーショナルなラストシーン。ポール・ウォーカーのキャラクターが去り際に温かい言葉を残し、物語に感動的なフィナーレを迎えます。このシーンで、ファンはポール・ウォーカーを偲びつつ、彼の最期の演技を心に刻みます。彼のキャラクターが物語を締めくくるこの瞬間は、ファンの心に永遠に残るでしょう。
ICE BREAK (2017)
8作目。中心人物のドミニクがまさかの裏切り者となり、仲間たちとの関係が試されます。また車で軍艦と氷の上で戦うなど見応えのあるシーンもあります。
シャーリーズ・セロンが演じるサイファーの存在感は圧倒的で、彼女の冷徹さが物語に新たな緊張感を生み出します。特に、ドミニクとレティの絆や、デッカード・ショウとの共闘シーンは作中の中でもインパクトがあり見応え十分です!

ドミニクの裏切り
衝撃的なシーンです。物語の転換点となるこの瞬間、何が起こったのかを目撃し、観客は驚愕します。ドミニクが家族を裏切り、彼の意志で行動していることが徐々に明かされ、ストーリーが大きく動き出します。このシーンは本作の中で最も衝撃的な瞬間です。
高速ストリートレース「キューバン・マイル」
キューバで行われる「キューバン・マイル」は、伝統的なストリートレースであり、ドミニクが巧妙な戦術で勝利を収める場面が描かれています。このシーンは、シリーズの初期のストリートレースの雰囲気を彷彿とさせ、ファンにとっても懐かしさを感じさせる瞬間です。
ジェットブレイク (2021)
10作目。シリーズの集大成として、壮大な物語が続きます。家族と仲間との絆を描き、アクションと感動が融合した作品となっています。
ドミニクとジェイコブの兄弟対決は、激しい戦闘の裏に隠された心の葛藤を描き、観客を魅了します。また、シリーズに新たな風を吹き込んだ宇宙でのカーアクションや、サイファーの再登場が物語に深みを加えています。

ドミニクとジェイコブの衝突
実の弟ジェイコブがドミニクの前に現れた瞬間、二人の過去と信頼の裏に潜む闇が次第に明らかになります。この兄弟の戦いは、感情的な重さを伴い、物語の中心に位置する重要なシーンです。視覚的なインパクトもさることながら、精神的な葛藤が観る者に強く響きます。
アクションの新境地:宇宙への進出
シリーズ史上初、カーアクションが宇宙に進出するシーンは、まさに衝撃的です。車を改造して宇宙船にするなんて発想が凄い!笑
スーパーコンボ (2019)
9作目。スピンオフの作品となりドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムのキャラクターが中心となり、ハイテクなアクションと強力な敵に立ち向かう冒険が繰り広げられます。
アクションシーンも壮大で、特にカーアクションのスピード感が圧倒的です。ヴァネッサ・カービーの演技が新たなキャラクターに新鮮な風を吹き込み、物語に深みを加えています。ストーリーはシンプルですが、ホブスとショウのやり取りが絶妙で、笑いと興奮が絶えませんでした!

ホブスとショウの最初の対決
このシーンでは、ホブスとショウの個性がぶつかり合う瞬間が描かれ、観客に強烈な印象を与えます。二人のキャラクターがどれほど違うかが明確に示され、それぞれの戦闘スタイルの違いがアクションシーンにおいて魅力的に表現されています。
ホブスとショウのユーモア溢れる掛け合い
アクション映画としての激しいシーンだけでなく、ホブスとショウのやり取りに見られるユーモアも本作の大きな魅力です。二人が口論しながらも共闘する場面では、軽妙なやり取りが観客を楽しませます。
ファイヤーブースト(2023)
11作品目。全作から2年の時を超え公開された今作は、ファンの中でも賛否両論が巻き起こる作品ですが、映像美やCGによる演出などは最高峰と言っても過言ではないでしょう。
“ファイヤーブースト”の発見
ファイヤーブーストがどれほど強力で恐ろしいものかが明かされ、物語の方向性が大きく変わります。ドミニクたちがその燃料を守るため、どんな困難にも立ち向かう姿が描かれ、アクション映画としての本領が発揮されます。
ドウェイン・ジョンソンの豪快アクション
ホブスが再登場し、チームを引っ張っていくシーンでは、その圧倒的な存在感と肉体的なアクションが光ります。彼の戦闘スタイルとその力強さが物語をより一層盛り上げ、ファンにとっては待望のシーンとなります。
ワイスピのおすすめの見る順番・視聴方法
「ワイスピ」シリーズは、公開順や時系列順をどう選ぶかで観方が大きく変わります。初めて見る方には、公開順をおすすめしますが、時系列順で観るとまた異なる楽しみが広がります。

どちらにしても、それぞれの方法で物語の深さやキャラクターの成長を感じ取ることができると思います。
また、視聴方法やワイスピシリーズの全作品が網羅されている、
U-NEXTがおすすめです!
最新作であるファイヤーブーストは登録後もポイント消化の対象ですが、他の作品は登録してポイント制限なしで視聴できるのでおすすめです!
初めて見る人のおすすめ
初めて「ワイスピ」を観る方には、公開順で観るのが最もシンプルで楽しめる方法です。公開順では、映画の歴史的な流れに沿って登場人物や物語が発展し、シリーズの進化を感じることができます。
特にドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)とブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)の絆が描かれるシーンは、シリーズの核となる部分です。
最初に公開された「ワイスピ」から観ることで、キャラクターたちの成長や物語の進行をリアルタイムで追いながら、その後の作品に登場する新キャラクターや新たな舞台設定の意味を理解することができるでしょう。また、ドリフトやカーアクションの進化にも注目です。
見返す人ののおすすめ
すでにワイスピシリーズを観たことがある方には、時系列順をおすすめします。時系列順で観ることで、物語の裏側やキャラクターの成長をより深く理解することができます。
たとえば「ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT」は、実は時系列的に最も後の時点を描いており、他の作品に登場するドミニクが重要な役割を果たすシーンが登場します。このように、公開順で観た時には気づかなかった細かなつながりや伏線を、時系列順で観ることで再発見できる楽しみがあります。
また、時系列順で観ることで、どの作品がどの時期に起きた出来事なのかが明確になり、各映画がどう結びついているのかをより鮮明に感じることができます。
どちらを選ぶべきか?
公開順と時系列順、どちらの視点で観てもそれぞれ魅力的なポイントがあります。初めて観る方は、キャラクターとの出会いからストーリーの進展を楽しむ公開順で観ることをおすすめします。
しかし、ワイスピシリーズを見返す際には、時系列順を選ぶことで、物語の隠れた深層やキャラクター同士の微妙な関係をより深く理解できます。
特に「ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT」の位置づけは重要で、後の作品でのキャラクターの動きがこの作品にどう影響を与えているのかを知ると、より楽しさが増します。
ワイスピ見る順番のまとめ
ワイスピと親しみの略称でファンから呼ばれる『ワイルド・スピード』シリーズは、単なるカーアクション映画を超えて、家族の絆と信頼をテーマにした壮大な物語を描いてきました。
シリーズが進むごとに、物語のスケールは増し、ドミニク・トレットとその仲間たちは、地上から宇宙、さらには心の奥深くにまで挑戦し続けます。初期のストリートレースから始まり、世界を舞台にしたアクションへと進化した本作は、豪華なキャストやハラハラするカーアクションだけでなく、友情、裏切り、家族愛が絡み合うドラマが観る者を引きつけました。
特に、ホブスとショウのスピンオフや、ハンの復活など、シリーズの中で新たな展開を見せながらも、根底にある「ファミリー」というテーマは一貫して描かれ、観客に深い感動を与え続けています。アクション、ユーモア、ドラマ、すべてが一体となったこのシリーズは、長年愛され続ける理由を証明し、映画史に名を刻んでいます。
余談・小ネタ
1. ポール・ウォーカーと車
ポール・ウォーカーは、映画の中で見せる「カー愛」に負けず劣らず、実際の車にも深い愛情を持っていました。特に彼はスカイラインGT-Rのファンで、実際に数台のスカイラインを所有していたと言われています。
2.世界最速の車を使った撮影
『ワイルド・スピード/スカイミッション』の撮影では、実際に世界最速の車「ブガッティ・ヴェイロン」を使用したシーンが話題となりました。これにより、スピード感をリアルに感じられる撮影が実現しました。ブガッティ・ヴェイロンは実際に時速400キロを超えるスピードが出せるとか・・・
3. ストリートレース文化の影響
『ワイスピ』シリーズは、初期のストリートレースシーンが映画の基盤となり、実際にストリートレース文化を一般的に認知させたとも言われています。特に、『ワイルド・スピード』が公開された2001年当時、車のカスタム文化が若者の間で流行し、映画に登場する車やパーツが売れるなど、社会的な影響も大きかったです。
公式サイト

更新日: 2025-05-17