作品名
魔神英雄伝ワタル

作者
監督
主な声優
1分で分かるあらすじ
小学四年生の戦部ワタルは、ごく普通の少年…のはずだった。しかし、ある日、彼の描いた龍が空へ舞い上がり、気づけば異世界「神部界」に召喚されていた!そこは魔王ドアクダーの支配により、闇に包まれた世界。伝説の救世主として選ばれたワタルは、龍神丸とともに旅に出ることになる。
彼を待ち受けるのは、七つの山に君臨する魔王たち。頼れる仲間・クラマやヒミコ、忍術の達人・幻龍斎とともに、試練の道を突き進む!しかし、敵もただの悪役ではない。笑いあり、涙あり、友情ありのドラマが次々に巻き起こる。ワタルは苦難を乗り越えながら、己の心の成長とともに龍神丸の力を覚醒させていく。
やがて訪れる最終決戦。ドアクダーとの壮絶な戦いの果てに、ワタルが見たものとは!?神部界に光を取り戻し、元の世界へ帰ることができるのか?冒険、ロボットバトル、そして感動の物語が今、幕を開ける!
シリーズ・関連作品
- 魔神英雄伝ワタル2
- 超魔神英雄伝ワタル
- 魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸
- 魔神英雄伝ワタル 魔界突入物語
- 魔神英雄伝ワタル 創世伝説
- 魔神英雄伝ワタル外伝 ピュアピュアヒミコ
- 魔神英雄伝ワタルOVAシリーズ
時系列
「魔神英雄伝ワタル」は、単なる一作で終わることなく、長年にわたって多くのシリーズを生み出してきた名作です。それぞれに異なる魅力が詰まっており、どこから見ても楽しめる構成になっています。大まかな作品のあらすじは以下です!
魔神英雄伝ワタル(1988年):記念すべき第一作目。ワタルの冒険の始まり。
魔神英雄伝ワタル2(1990年):新たな敵と戦う続編。龍神丸の進化も見どころ。
超魔神英雄伝ワタル(1997年):未来を舞台に、新たなストーリーが展開。
魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸(2020年):懐かしのキャラと新要素を融合させた最新作。
魔神英雄伝ワタルの旧作と新作
「魔神英雄伝ワタル」の魅力は、時代を超えて進化し続けることにあります。1988年の初代「魔神英雄伝ワタル」は、少年たちの冒険心をくすぐる王道ストーリーと、当時としては斬新なロボットバトルで人気を博しました。アニメとプラモデルが連動するスタイルは、まさに革命的!
そして月日は流れ、2020年には「魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸」が登場!令和の時代に復活したワタルは、旧作の良さを残しつつ、現代の技術でパワーアップ。キャラクターの動きや魔神のデザインも洗練され、かつてのファンはもちろん、新たな世代にも響く作品となりました。
「懐かしいけど新しい!」——それこそがワタルシリーズの魅力。旧作を愛するファンも、新作でワタルに出会ったファンも、一緒に楽しめるのがワタルのすごいところなのです!
龍神丸の進化と新形態
「魔神英雄伝ワタル」といえば、少年ワタルの冒険だけでなく、彼の相棒・龍神丸の進化も大きな魅力のひとつです。初登場時はシンプルなデザインながら、物語が進むごとにパワーアップを果たし、戦うたびにワクワクを提供してくれます!
まず基本形態である龍神丸。この形態はまさに“王道”といえるデザインで、竜をモチーフにした姿が特徴的。ワタルの心の成長とともに力を増していきます。次に登場するのが新星龍神丸。まさにパワーアップ版の名にふさわしく、スピードと攻撃力が大幅に強化され、よりスリリングな戦いを演出します。
さらに進化すると戦神丸などの派生系が登場し、戦いのバリエーションを広げていきます。そしてファンの間で伝説となったのが超激闘(スーパー)龍神丸!これは究極進化と呼ぶにふさわしく、圧倒的なパワーとデザインのカッコよさが魅力。まさにワタルと龍神丸が極限まで高め合った証です。
このように龍神丸はシリーズを通して進化し続け、常に新たな形態でファンの度肝を抜いてきました。「次はどんな龍神丸が登場するのか!?」——そのワクワクが、ワタルシリーズの醍醐味の一つなのです!
機体のプラモデルも大人気
『魔神英雄伝ワタル』といえば、プラモデルの人気も見逃せない。特にバンダイが展開した「魔神英雄伝ワタル プラモデルシリーズ」は、子供から大人まで夢中にさせた逸品ぞろい。龍神丸をはじめ、戦神丸や邪虎丸など、数々の魔神たちがプラモデル化され、コレクターの心をがっちりと掴んだ。そして最近では、「HG(ハイグレード)」シリーズとして、新たに洗練されたデザインでリニューアルされ、往年のファンも歓喜の声を上げている。関節の可動域が広がり、ポージングの自由度も格段にアップ。昔のキットを知る人ほど、その進化に驚くだろう。また、限定版やイベント限定カラーも登場し、プラモデルコレクターの間で争奪戦が繰り広げられるほどの人気ぶり。作って楽しい、飾って美しい、そして眺めるだけでワタルの世界に思いを馳せることができる――それが、『魔神英雄伝ワタル』のプラモデルの魅力なのだ。

魔神英雄伝ワタル 人気の話 5選
第1話「救世主は小学四年生!」
ごく普通の少年・ワタルが突如として神部界へ召喚され、龍神丸と出会う記念すべき回。ワクワクする冒険の幕開け!
第9話「恐怖のドン・ゴロゴロ!」
お調子者の敵・ドン・ゴロゴロが登場!ドタバタ劇の中で意外な感動も!?
第22話「幻龍斎、爆発!」
忍者の師匠・幻龍斎が敵に捕まり、衝撃の展開に!ワタルたちの絆が試される。
第34話「龍神丸、最強形態へ!」
龍神丸がついに覚醒!伝説の力を解放し、最強の姿へと進化する。
第45話「ワタル、最後の戦い!」
ドアクダーとの最終決戦!仲間との別れ、そして感動のラストへ…。
※忙しい人向けの簡単ネタバレ
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ネタバレ注意
ワタルは仲間たちとともに七つの山を越え、ついに魔王ドアクダーと対峙する。激しい戦いの末、龍神丸の真の力を解放し、ドアクダーを撃破。しかし、神部界の救世主としての役目を果たしたワタルは元の世界へ帰ることに。仲間たちとの別れの涙が止まらない…けれど、ワタルの冒険はここで終わりではない!?
有名なセリフ
- 「行くぞ、龍神丸!」(戦部ワタル)
- 「お前が信じる心が、龍神丸を強くするのじゃ!」(龍神丸)
- 「お主は、お主のままでいいのじゃ!」(幻龍斎)
- 「友情とは、熱くて、時に泣けるもんじゃ!」(クラマ)
- 「信じる心が、未来を切り開くのじゃ!」(ヒミコ)
作品功績
興行収入

興行収入:テレビシリーズのため非公開
受賞歴

受賞歴: なし(ただし、90年代にかけてカルト的な人気を誇り、多くの関連作品が制作された)
解説【起・承】
少年戦部ワタル、ただの小学生かと思いきや、気づけば異世界「創界山」の救世主に!普通の登校日が一瞬で伝説の始まりへと変わる――そんな夢のような展開で物語は幕を開けます。創界山はかつて平和だったものの、今は悪の帝王ドアクダーに支配され、七つの階層ごとに魔神軍団が君臨。ワタルは龍神丸という伝説の魔神と共に、冒険へと旅立つのです。最初は敵の猛攻にあたふたするワタルですが、仲間の虎王や忍部ヒミコと共に成長し、試練を乗り越えていきます。階層ごとに現れるボスを撃破するたびに、創界山の空は少しずつ青さを取り戻し、希望が芽生えていくのです。

スタッフによる作成画像
しかし、敵も手強い!剣を交わす度に強くなるワタル、迫る魔神軍団、そして謎めいた敵の動向。彼の冒険はまだ始まったばかりです。先へ進めば進むほど、彼の前にはさらなる強敵が待ち受けています。そして、創界山の秘密が少しずつ明かされていく中で、ワタル自身の心にも変化が訪れるのです。
解説【転・結】
旅を続けるうちに、ワタルは驚くべき真実に直面します。それは、敵として立ちはだかる者たちにもそれぞれの事情があり、彼らもまた何かを背負っているということ。単純な正義と悪の対決ではなく、戦いの裏には深いドラマが隠されていました。そして、いよいよ帝王ドアクダーとの決戦。創界山の最上階で繰り広げられる最終決戦は、まさに手に汗握る激闘!しかし、ドアクダーの力は想像を超え、ワタルたちは追い詰められます。仲間の犠牲、倒れる龍神丸、絶望が広がる中、ワタルの決意が奇跡を呼ぶのです。

スタッフによる作成画像
最後の力を振り絞り、彼はドアクダーへと立ち向かいます。そして、壮絶な戦いの末、ついに創界山に光が戻るのです。だが、それは終わりではなく、新たな旅の始まりでもありました。ワタルはこの冒険を通じて、ただの少年ではなく、本当の意味での勇者へと成長していったのです。涙と笑い、驚きと感動、すべてを詰め込んだこの結末こそ、「魔神英雄伝ワタル」の最大の魅力なのかもしれません。
魔神英雄伝ワタルのまとめ
戦部ワタルの冒険、それはまさに「少年の夢」を詰め込んだ物語でした。普通の小学生が、異世界で救世主となり、仲間と共に成長しながら強大な敵に立ち向かう――そんなロマンが、この作品にはぎっしり詰まっています。創界山を支配するドアクダーとの戦いは、単なる正義と悪のぶつかり合いではなく、戦いの中で人間模様が描かれる奥深いもの。虎王との友情、ヒミコの明るさ、そしてワタルの成長が物語を彩ります。
そして、最終決戦の緊迫感、敵の強大さ、仲間との絆……最後まで目が離せません!少年の夢を乗せた龍神丸の旅路、胸が熱くなること間違いなしです。さあ、あなたも創界山の冒険に飛び込んでみませんか?この作品は、ただのロボットアニメではなく、「冒険心」と「仲間との絆」を描いた名作です。何度見ても新しい発見がある、そんな魅力にあふれています。
あなたにおすすめ
余談・小ネタ
「魔神英雄伝ワタル」には、ファンならずとも思わず「へぇ!」と唸るような小ネタがたくさん隠されています。例えば、主人公ワタルの名前。これは「渡る世間に鬼はなし」からきているとも言われています。そして、なんといっても龍神丸!実は、ワタルの成長に合わせて龍神丸も進化しているのです。最初はただのカッコいいロボットかと思いきや、物語が進むにつれてワタルとの絆が深まり、最後には驚きの形態へと変化します。
そして、意外なトリビアとして、ワタルの声を演じる田中真弓さんは、あの「ONE PIECE」のルフィ役でもお馴染み。少年ヒーローの熱血ボイスにはピッタリですね!また、敵である虎王の正体を知ったときの衝撃は、今でも語り草です。さらに、オープニングテーマ「STEP」は、聞けば一瞬であの冒険のワクワク感が蘇る名曲。まさに名作には名曲あり!細部にまでこだわったこの作品、改めて見返してみると、新たな発見があるかもしれませんね。「あれ、こんな伏線あったの?」と思うようなシーンがたくさんあるので、ぜひもう一度チェックしてみてください!

更新日: 2025-04-10