うしおととら
※ネタバレを含みます。
作品情報
- キャラクター・声優
蒼月潮:畠中祐
とら:小山力也
中村麻子:小松未可子
井上真由子:安野希世乃
蒼月紫暮:藤原啓治
ジエメイ、ユキ:花澤香菜
関守日輪:水樹奈々
杜綱純:高垣彩陽
蒼月須磨子:坂本真綾
オマモリサマ:茅野愛衣
檜山勇:豊崎愛生
羽生礼子:牧野由依
鷹取小夜:南里侑香
- カテゴリー
- アクション 昭和
- タグ
- サンデー作品 完結済み 感動 冒険
- 制作国
- 日本
- 制作会社
- MAPPA & VOLN
- 原作
- 藤田和日郎
- 監督
- 西村聡
『うしおととら』の歴史
『うしおととら』は、藤田和日郎による漫画作品で、1990年から1996年まで『週刊少年サンデー』で連載されました。単行本は全33巻、累計発行部数は3,000万部を超える人気作です。1992年にはOVA化、2015年には完全版としてテレビアニメ化され、多くのファンに愛されています。
物語は、主人公・蒼月潮(あおつきうしお)が、家の倉で「獣の槍(けもののやり)」に封じられていた妖怪・とらと出会うことから始まります。最初は敵対関係にある二人ですが、やがて共に戦う仲間となり、強敵たちとの激しい戦いを繰り広げます。
作品の根底にあるテーマは「人間と妖怪の共存」と「宿命」。獣の槍はかつて白面の者(びゃくめんのもの)という恐るべき妖怪を封印するために生まれた武器であり、潮はその力を継ぐ戦士としての運命を背負うことになります。物語が進むにつれ、槍の歴史や、とらの過去、さらには白面の者との壮絶な戦いが明らかになっていきます。
1992年にOVAとしてアニメ化され、全10巻が発売。声優にはベテランが起用され、原作の雰囲気を大切にした作品となりました。その後、2015年には待望のテレビアニメ化が決定し、2015年から2016年にかけて全39話が放送。原作のラストまで描かれ、迫力ある戦闘シーンや感動的なストーリーが高く評価されました。
『うしおととら』は、熱い友情、因縁、戦いといった少年漫画の王道を貫きながらも、繊細な心理描写や感動的なエピソードが盛り込まれており、多くの読者の心をつかみました。30年以上経った今でも根強い人気を誇り、後のバトル漫画に大きな影響を与えた名作です。
『うしお』と『とら』の出会い
中学生の蒼月潮(うしお)は、寺の住職である父と二人で暮らしていた。 ある日、潮は寺の蔵の掃除をしている最中、**古びた扉の奥に封じられた「獣の槍(けもののやり)」**を発見する。そこには、500年間も槍に貫かれ封印されていた巨大な妖怪がいた。
妖怪は潮に「封印を解け」と迫り、「とら」と名乗る。しかし潮は、とらを危険視し、封印を解くことを拒否する。だが、封印の影響で周囲に妖怪が集まり、潮の友人たちが危機にさらされる。潮は仕方なく槍を引き抜き、とらを解放。
自由になったとらは潮を喰おうとするが、獣の槍の強大な力に怯えて逆に従うことに。こうして、人間の少年と妖怪の奇妙な主従関係が始まり、二人の壮大な戦いの旅が幕を開ける。として今なお語り継がれている。原作との違いを楽しみながら視聴するのもおすすめだ。
あらすじ
最初は敵対していた二人だったが、潮は槍を手にしたことで妖怪と戦う宿命を背負うこととなる。
潮は、とらとともに旅をしながら、さまざまな妖怪や人間と出会う。最初は妖怪を恐れ、とらを信用できなかった潮だったが、戦いを重ねるうちに強さだけでなく、他者を思いやる心も成長させていく。
旅の途中で、中村麻子(なかむらあさこ)や井上真由子(いのうえまゆこ)といった幼馴染の友人たち、そして杜綱純(もりつなじゅん)や関守日輪(せきもりひのわ)といった獣の槍に関わる者たちと出会う。潮の存在は次第に多くの人々に影響を与えていき、彼を慕い、共に戦う仲間も増えていく。
一方で、とらも潮との関係を通じて変化していく。最初は潮を食おうとしていたとらだったが、潮の成長や人間との関係を見ていくうちに、彼に対する考えを改め、次第に潮を「相棒」と認めるようになる。
自由になったとらは潮を喰おうとするが、獣の槍の強大な力に怯えて逆に従うことに。こうして、人間の少年と妖怪の奇妙な主従関係が始まり、二人の壮大な戦いの旅が幕を開ける。として今なお語り継がれている。原作との違いを楽しみながら視聴するのもおすすめだ。
予告動画
放送スケジュール
オープニングテーマ「混ぜるな危険」
作詞 - 大槻ケンヂ / 作曲 - 本城聡章
編曲・歌 - 筋肉少女帯
エンディングテーマ「HERO」
作曲 - Sonar Pocket、KAY. Shunsuke Harada / 編曲 - KAY. Shunsuke Harada
作詞・歌 - Sonar Pocket
感想
是非、見てみてよ✨

配信VOD
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最強の妖怪
白面の者(はくめんのもの)
潮たちは旅の中で、妖怪たちを恐怖に陥れる最強の存在「白面の者(はくめんのもの)」の存在を知る。白面の者は太古の昔から人間や妖怪を喰らい続け、世界を滅ぼそうとする邪悪な妖怪であった。そして、獣の槍こそが白面の者を倒す唯一の武器であり、潮はその継承者としての運命を背負うことになる。
白面の者の影響で、日本各地では次々と異変が起こり始める。潮たちはそれを阻止するために奔走しながら、獣の槍の歴史や白面の者との因縁を知ることになる。やがて、潮の母・蒼月須磨子(あおつきすまこ)が、白面の者を封じるために長年戦い続けてきた存在であることが明かされる。潮は、自分の家族がこの戦いに深く関わっていたことを知り、さらに決意を固める。
最終決戦
白面の者が復活し、世界に混乱をもたらし始める。潮ととらは、仲間たちと共に最終決戦へと向かう。獣の槍の力を最大限に引き出し、潮は白面の者に立ち向かうが、白面の者の力は圧倒的で、戦いは熾烈を極める。
しかし、とらは潮のために自らの命を賭ける決断をする。潮を助けるために自ら白面の者に突っ込み、その力を削ぐ。最期の瞬間、とらは「潮、お前と出会えてよかった」と言い残し、消えていく。
潮は涙ながらにとらの意思を受け継ぎ、獣の槍の真の力を解放。ついに、白面の者を完全に討ち倒し、長きにわたる戦いに終止符を打つ。
pic.twitter.com/QKdolAPoIg— 苗ペンギン (@yasaipenguin) January 15, 2025
獣の槍
誕生の秘密
獣の槍は、かつて白面の者と戦った勇敢な戦士たちの魂によって作られたものであり、その力を継ぐ者として潮には大きな使命があることが明らかになる。
『うしおととら』のまとめ
『うしおととら』は、友情、宿命、そして壮絶な戦いが織りなす、心揺さぶられるバトルアクションの傑作です。人間の少年・潮と妖怪・とらの奇妙な絆が、次第に深い信頼と友情へと変わり、共に戦い抜く姿は感動的そのもの。圧倒的な妖怪との激闘、仲間たちとの絆、そして壮大な物語の中で描かれる涙なしには見られない感動のラストは、見る者を圧倒します。
戦いの中で成長していく潮、変化していくとら、そして彼らの前に立ちはだかる最強の敵白面の者との決戦は、手に汗握る瞬間の連続です。さらに、深い人間ドラマと、どこまでも熱い戦闘シーンがあなたを引き込みます。
妖怪バトルを超えた心の戦い、絆の物語を見逃すな!
更新日: 2025-04-26