作品名
トップをねらえ!

作者
監督
主な声優
1分で分かるあらすじ
銀河の果てまでぶっ飛ばせ!泣く子も黙る熱血ロボットアニメ、それが「トップをねらえ!」です!物語の主人公は、ちょっぴりドジで、ちょっぴり頼りない…だけど、誰よりも熱いハートを持つ少女、タカヤ・ノリコ。彼女は亡き父の夢を継ぎ、宇宙パイロットを目指して名門「沖女」に入学します。でも!待っていたのはスパルタ指導のオオタ教官、クールビューティーなアマノ・カズミ先輩、そして宇宙怪獣という想像を絶する敵!「やれんのか!?」「無理だろ!?」そんな周囲の声をよそに、ノリコは努力と根性でのし上がります。猛特訓に耐え、戦場を駆け、そして…ついに伝説の超巨大ロボット「ガンバスター」のパイロットに大抜擢!ここからが本当の勝負です!戦え、ノリコ!叫べ、ノリコ!銀河の平和を守るため、宇宙の果てまでぶっ飛ばせ!友情と努力と勝利が詰まったこの物語、あなたも絶対に見逃せません!
シリーズ・関連作品
- トップをねらえ!(OVA)
- トップをねらえ2!(OVA)
- トップをねらえ! 劇場版
予告動画
トップをねらえ!3 幻の続編、その行方は!?
ガイナックスの伝説的SFアニメ『トップをねらえ!』シリーズ。その続編として熱望されながら、いまだに姿を現さない幻のプロジェクト!それが『トップをねらえ!3』です。ファンの間では「いつ発表されるのか?」「もはや計画は消えたのか?」と、さまざまな憶測が飛び交っています。
トップをねらえ 3はどうなった
そもそも、この『トップをねらえ!3』の存在が話題に上がったのは、2000年代後半のこと。2004年に公開された『トップをねらえ2!』が一定の成功を収めたことで、シリーズ第3弾の制作が企画されたと言われています。ところが、ガイナックスの経営状況やクリエイターの流出、そしてアニメ業界の変化などが重なり、この計画は一向に進展を見せませんでした。
さらに、2010年代には庵野秀明監督をはじめとする主要スタッフがガイナックスから独立し、新たな制作会社「カラー」を設立。これにより、シリーズの権利や制作体制に複雑な問題が絡み合い、『トップをねらえ!3』の実現はより困難なものになってしまいました。まさに、宇宙の彼方へ消えた「光の翼」のごとく、続編の行方は霧の中です。
制作の進行状況
公式や関係者から「制作進行中です!」というアナウンスがあったわけでもなく、ファンの間では“幻の続編”とまで囁かれている本作。公式からは「制作開始」どころか、「企画中」「検討中」といった曖昧なニュアンスすら聞こえてこないのが現状です。噂話レベルの情報も少なく、アニメ誌、インタビュー、イベント…どこを探しても“それらしい発言”はほぼ見当たりません。

スタッフによる作成画像
もはやこれは、アニメ史における情報絶対零度ゾーン。SNSや掲示板では「きっと裏で動いてるはず!」という希望的観測も見られますが、確たる証拠はゼロ。ファンは宇宙望遠鏡のような集中力で情報を探しつつも、空振りの連続。今のところ、「トップをねらえ3」がどこかでこっそり制作されている…という気配は、残念ながら感知できていません。
なぜ制作が進まないのか
なぜ「トップをねらえ3」は姿を現さないのか?そこにはいくつかの憶測が飛び交っています。
ガイナックスの体制変化
かつてのガイナックスは、庵野秀明氏らを中心に斬新な作品を次々と打ち出していましたが、現在は体制が大きく変わり、かつての制作陣の多くが退社・独立している現状があります。ですので、当時の作品に携わった主要な人物たちが不在で続編を制作するハードルがかなり高くなっていると考察できます。
関連スタジオの分散化
「トップをねらえ2」を制作したGAINAXの後継的なポジションにあるスタジオ(例:カラーやTRIGGERなど)もそれぞれ独自路線を進行中。つまり、「トップをねらえ3」をどこが作るのか?という問題が根本にあるのです。利権とまではいかないでも、過去関連作品に携わった人達や会社など、全員が納得いく形で進めるのが、最高傑作を生むために必要かもしれませんね。
テーマの難しさ
1作目・2作目が名作すぎたゆえに、3作目となればハードルは惑星規模。中途半端な内容では許されないという重圧が、逆に動きを止めている…という説も。映画やアニメなどで興行収入が良過ぎたあまり、無理やり続編を発表し、ファンからは批判をくらうパターンも少なくはないです。この地雷を踏まずに、最高傑作のまま物語を完結させたいと言う関係者が多くいても不思議ではありません。
公式からの明言 2025/4/8時点
「お知らせをお待ちください」と言ってくれるだけで救われるのに・・・そう思って何年経ったでしょうか。現時点で、公式から『トップをねらえ3』に関する明確な発言はありません。イベント、インタビュー、公式サイト、すべてにおいて“その言葉”は語られておらず、まさに静寂の宇宙そのものです。
ただし!過去には、関係者が「作りたいとは思っている」「続編があってもいい」などの曖昧なコメントを残したこともあるのです。たとえば、庵野秀明氏や鶴巻和哉氏などがイベントなどで過去作品への言及をした際、完全に続編の可能性を否定するような発言はしていません。希望は、微かに灯っているのです。
とはいえ、これは“確定”ではなく、“願望”レベルの話。公式が正式に動き出さない限り、「トップをねらえ3」はあくまで“夢の続編”でしかないのが現実です。
トップをねらえ!3のまとめ
「トップをねらえ3」は今もなお、ファンがその誕生を願い続ける幻のプロジェクト。制作発表はおろか、関係者からの言及もない状態ですが、それでも世界中のファンが心のどこかで“その時”を信じています。
1作目では感動のラストで心を打ち砕かれ、2作目では宇宙の果てに涙を飛ばした、あの作品たちの魂を継ぐ者が、いつの日か現れるはず。制作陣が集まり、奇跡のような再会と新しい挑戦が始まることを、我々は宇宙の片隅で祈り続けましょう。
しかし近年、旧作のリマスター版や関連グッズのリリースが続いていることから、いつの日か『トップをねらえ!3』が何らかの形で復活するのではないか、と期待する声も根強くあります。もしも続編が制作されるならば、どのような物語が描かれるのか? ノリコやカズミ、ニャーンが再び登場するのか? それとも新たな世代の「ガンバスター乗り」が誕生するのか?楽しみですね!
岡田斗司夫とトップをねらえ
「オタキング」の異名を持つ男、岡田斗司夫。その名を聞いてピンと来るあなたは、間違いなく濃いアニメファン。実はこの男、「トップをねらえ」という作品の“産声”に深く関わっていた人物の一人なのです。
岡田斗司夫とは?
岡田氏は、1980年代にガイナックスを設立した創業メンバーの一人であり、『トップをねらえ』の企画・原案・製作総指揮を務めた超重要人物。当時、「オタク文化を本気でアニメにしようぜ!」という情熱のもとで動いていた若き日の岡田氏は、SF、ロボット、熱血、美少女、トレーニング、水着、そして“宇宙への憧れ”を詰め込みまくったこの作品に、己の理想と浪漫を込めました。
プロデューサーとしての慧眼
今でこそ『シン・エヴァンゲリオン』や『シン・ゴジラ』の監督として世界的に有名な庵野秀明氏ですが、その庵野監督を初めて正式に監督へと抜擢したのが岡田斗司夫でした。「トップをねらえ」は、庵野監督のデビュー作でもあり、彼の演出力と“エモの爆発”の才能を世界に知らしめた一作でもあります。
岡田氏は、才能ある若手を見抜いて引き上げる嗅覚に長けており、庵野氏に加えて鶴巻和哉氏や貞本義行氏など、後にアニメ界を支配する猛者たちを次々と作品に起用。その結果が、「トップをねらえ」という伝説級の作品に結実したのです。
現在の岡田斗司夫と「トップをねらえ!」の距離感
現在、岡田氏はガイナックスとは一線を画し、“評論家”としてYouTubeやサブカル界で活躍中。『トップをねらえ』についても度々語っており、その舞台裏や制作当時のエピソードを惜しみなく明かしてくれています。
特に印象的なのは、「トップをねらえは、ガイナックスが一番“無邪気”だった頃の象徴」と彼自身が語っている点。制作チームが“本気で好きなものを作る”という熱意と、「商業的な成功はあとからついてくるだろ」という若き日の楽観が絶妙に融合して生まれた奇跡――それこそが「トップをねらえ」だったのです。
まとめ
岡田斗司夫氏は、ガイナックスの創設者であり、「トップをねらえ」の精神的エンジンそのものでした。自らの“好き”を信じ、それを形にして発信する。その姿勢は、まさにオタクの理想像。トップをねらえが今なお愛される理由の一つに、この“オタク愛の純度”があるのではないでしょうか。
庵野監督を世に送り出し、ガンバスターを発進させた岡田氏。その遺伝子は、今のアニメ界のそこかしこに残っています。「トップをねらえ3」がいつか実現するとき、彼の作った“発射台”から再びロケットが飛び立つことを、我々は信じたいのです。
トップをねらえ! 人気の話 5選
第1話 「ショック!私とお姉さまがパイロット!?」
田舎育ちのノリコが宇宙パイロットを目指して沖女に入学します。しかし、周囲はエリートばかりで完全にアウェー!オオタ教官のスパルタ指導が炸裂し、ノリコの未来は波乱の予感です。
第3話 「初めての戦い!涙の出撃!!」
いよいよ初めての宇宙戦!敵は巨大な宇宙怪獣。パニック寸前のノリコですが、仲間を守るために勇気を振り絞ります。さあ、涙と根性で乗り切れるのでしょうか!?
第4話 「発進!いくぞ必殺ガンバスター!!」
ついに登場、スーパーロボット・ガンバスター!その巨体、なんと200m!ノリコとカズミが操縦桿を握り、宇宙怪獣に挑みます。胸が熱くならないわけがありません!
第5話 「お願い…生きていて!時間跳躍の罠!!」
時間の流れが狂う恐怖!宇宙を漂流するノリコに突きつけられた過酷な現実。時間と涙、どちらが勝るのでしょうか!?
第6話 「最終決戦!! さらば宇宙よ」
ついに訪れた最終決戦。宇宙怪獣とのラストバトルに挑むノリコとカズミ。果たして、地球の未来を守れるのでしょうか!?
※忙しい人向けの簡単ネタバレ
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ネタバレ注意
最終決戦の末、ガンバスターは宇宙怪獣の本拠地に特攻します。ノリコとカズミは時間遅延現象により、地球に戻るのに1万2千年を要します。しかし、奇跡は起きました!彼女たちが地球に降り立つと、そこには未来の人類が残した「おかえりなさい」のメッセージが。涙なしでは語れません!
有名なセリフ
- 「あなた方もパイロットを目指すのなら、ご自分にプライドを持ちなさい!」(アマノ・カズミ)
- 「(天才?)それは違うわタカヤさん、そうするために努力するのよ!」(カズミ)
- 「確かにアマノには素質がある。しかしそれ以上にあいつの才能を形作っているのは、あいつ自身の努力だ!」(オオタ)
- 「まあ人は自分と同じ人生を歩めない。だから出会いがあればそれだけ別れもあるってことよね」(ユング)
- 「そして、今から生まれ変わる。もう泣かない、誰にも頼らない、自分の力で最後までやるわ!」(ノリコ)
作品功績
興行収入

興行収入:劇場版の公開時に興行収入5億円(推定)
受賞歴

第10回アニメグランプリ OVA部門1位
日本SF大会 星雲賞 メディア部門受賞
アニメージュアワード 1989年OVA部門受賞
解説【起・承】
宇宙、それは果てしなきフロンティア。しかし、この物語が始まるやいなや、そんなロマンチックな響きは一瞬で吹き飛びます。なぜなら主人公・タカヤ・ノリコは、宇宙で華麗に戦うどころか、地球の片隅で筋トレと雑用の日々を送る、どこにでもいそうな熱血少女だったからです!しかし彼女には、大きな夢がありました。亡き父のように立派な宇宙戦士となり、銀河を駆けること。そんな彼女の前に現れるのが、クールで完璧超人のアマノ・カズミ。そう、二人は運命的な出会いを果たし、バディとして地球を守るための訓練を積むことになるのです!が、しかし!現実は甘くない。ノリコのドジっ子ぶりは宇宙レベル!周囲からは「なぜ彼女が選ばれた!?」と疑問符が飛び交います。けれども、努力と根性は誰にも負けない!
そんな彼女の奮闘が始まるのです!試練、鍛錬、涙、汗……すべてがノリコを鍛え上げていきます。そして彼女の前に立ちはだかるのは、巨大な宇宙怪獣!人類の未来を背負う覚悟が、ここから試されるのです!果たして彼女は、カズミ先輩と共に人類を救うヒーローとなれるのか!?ここから、汗と涙と友情の、壮大な物語が幕を開けるのです!
解説【転・結】
運命の激突!ついにノリコたちは、人類の存亡をかけた決戦へと突入します。銀河の果てから押し寄せる宇宙怪獣たち、その数、無限大!光の矢のごとく飛び交う戦艦、轟音と共に響く咆哮、そして、戦士たちの叫び!ノリコもまた、数々の試練を乗り越え、ついに伝説の機体「ガンバスター」に乗り込むのです!そして訪れる、クライマックス!地球へと迫る最終攻撃を阻止するため、彼女たちは究極の決断を迫られます。

スタッフによる作成画像
すべてを終わらせる、最後の一撃。ノリコとカズミの決意は揺るがない。しかし、その代償はあまりにも大きかった……。そして、彼女たちは地球へと戻る道を歩みます。しかし、時間は無情にも過ぎていました。戻った世界は、彼女たちが知る世界とは違うものになっていたのです。それでも、彼女たちは戦い抜いた誇りを胸に歩き出します。これが、宇宙戦士としての使命なのです!
トップをねらえ!のまとめ
熱血、友情、涙、努力、根性、そしてロマン!『トップをねらえ!』は、これらすべてを詰め込んだ、まさにスーパー濃縮エンターテインメントです!主人公・ノリコの成長はもちろんのこと、カズミ先輩との熱い絆、絶望の果てに見える希望、そして銀河を股にかけた壮絶な戦い!
「ロボットアニメってこんなに熱かったのか!?」と思わず叫びたくなる展開の連続です。そして迎える感動のクライマックス!人類の未来を背負い、時を超えた旅の果てに何を見るのか?見れば見るほど引き込まれ、そして最後には、誰もが叫ぶことでしょう。「バスタァァァァァァァァァァァ!!!」これはただのロボットアニメではない、熱き魂の物語なのです!
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余談・小ネタ
岡田斗司夫さんが企画した本作ですが、当初はロボットアニメではなく『エースをねらえ!』のようなスポ根アニメになる予定でした。しかし、当時のガイナックススタッフが「せっかくだからロボットも出そう!」と提案し、今の形になったのです。また、岡田斗司夫さんは『トップをねらえ!』を「女子高生が世界を救う話」としてプレゼンしたとか。結果、まさにその通りの名作になったのだから、企画力の勝利ですね!
また、あの印象的な「バスタービーム!」のシーン、実は制作スタッフがノリで考えたとか!さらに、作中の時間経過が現実とリンクする演出は、当時のアニメとしては画期的!また、ノリコのキャラクターデザインには、往年のスポ根アニメのヒロイン像が反映されているんです。そして何より、オープニングのナレーションがカズミ先輩による「時間と空間を超えたストーリー」って、まさに作品のテーマを象徴していますね!さらに、最終話での演出に隠されたメッセージがあると言われており、何度も見返すファンもいるほど!この作品は、見るたびに新たな発見がある、まさに奥深き名作なのです!
公式X (旧Twitter)
『トップをねらえ!』シリーズ 公式
@Gunbuster_1988

更新日: 2025-04-10