七つの大罪神々の逆鱗アイキャッチ

アニメ『七つの大罪 神々の逆鱗』はひどい?シリーズ3期の評価と魅力を徹底紹介!

2025-04-10

作品紹介

七つの大罪神々の逆鱗
引用元:amazon

作品情報

公開日:2019年10月9日 ~ 2020年3月25日
時間:全24話 各話約24分

制作会社

制作会社:スタジオディーン

作者

鈴木央

監督

西澤晋

主な声優

梶裕貴
雨宮天
鈴木達央
悠木碧

カテゴリー

アクション

ジャンル

ファンタジー
冒険
アクション
バトル

あらすじ

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『七つの大罪 神々の逆鱗』は、「七つの大罪」として知られる伝説の騎士団の物語の続編であり、リオネス王国を脅かす魔神族との決戦が描かれます。前作『戒めの復活』で復活した魔神王直属の「十戒」によって、聖戦の幕が再び開かれました。主人公メリオダスは、自らの過去と向き合いながら、愛するエリザベスと共に魔神王へと立ち向かいます。一方で「七つの大罪」メンバーたちも、それぞれの信念を胸に戦いに挑んでいきます。

物語は、メリオダスが魔神族の王子であり、しかも魔神王になる運命を背負っているという衝撃の事実を軸に展開します。エリザベスとの3000年に渡る因縁、キングとディアンヌの恋、バンの永遠の命との決別、そして最強の男・エスカノールの生き様など、登場人物たちが抱えるドラマが交錯します。聖戦の真っただ中で、七つの大罪の絆が試されるシーズンです。

「ひどい」と言われる理由

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「七つの大罪 神々の逆鱗」は人気シリーズの続編でありながら、ファンの間で「ひどい」と評価されてしまった理由は主に以下の通りです。

まず作画クオリティの低下が挙げられます。前作「戒めの復活」から制作会社がA-1 Picturesからスタジオディーンに変更されましたが、その影響でアクションシーンやキャラクターの表情が粗くなり、SNS上でも作画崩壊の例としてたびたび話題にされました。特に激しい戦闘シーンでは動きが滑らかでなかったり、キャラクターの顔が別人のように見えたりする場面があり、視聴者からの不満の声が多くあがりました。

また、原作の重要なシーンの省略や演出不足も原因です。原作漫画で感動的であった場面がアニメではあっさり描かれたり、演出のテンポが悪かったりして、感情移入が難しくなっているという意見も多いです。例えば、メリオダスとエリザベスの感動的なやり取りが淡白に終わったり、魔神王との戦いが駆け足で描かれたため、原作ファンからは「物足りない」との声があがっています。

さらに、音響演出の不統一さも指摘されています。BGMの使い方や効果音の演出が場面に合っていなかったり、盛り上がるべきシーンで音が不自然に切り替わるなど、没入感を損なう要因となっています。

これらの要素が重なり、「神々の逆鱗」は物語的には重要なシーズンであるにもかかわらず、「ひどい」「残念だった」と評価されることが多くなってしまったのです。

関連シリーズ

  1. 七つの大罪(シーズン1)
  2. 七つの大罪 聖戦の予兆(OVA的短編。シーズン1.5的位置)
  3. 七つの大罪 戒めの復活(シーズン2)
  4. 七つの大罪 神々の逆鱗(シーズン3)
  5. 七つの大罪 憤怒の審判(シーズン4)
  6. 映画『七つの大罪 天空の囚われ人』
  7. 映画『七つの大罪 光に呪われし者たち』
  8. 続編:黙示録の四騎士(スピンオフ)

シリーズは基本的に時系列順で進み、スピンオフ作品は次世代の物語を描いています。

オープニング

エンディング

人気のシーン

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メリオダスとエスタロッサの対峙シーン

神々の逆鱗の中でも特に印象深いのが、エスタロッサとメリオダスの戦いです。十戒の一員であるエスタロッサが、その正体に近づくにつれて狂気を増していく様子と、メリオダスが過去の因縁を抱えながら戦う姿は、シリーズ全体の核心に迫る緊迫した場面です。作画・演出ともに緊張感があり、ファンの間でも評価が高いです。

エリザベスとメリオダスの再会シーン

幾度となく輪廻転生を繰り返してきたエリザベスと、彼女を守ろうとするメリオダスの再会は、感動的な名シーンです。過去の記憶が戻る中で交わされる会話には、二人の絆と重ねた年月の重みがあり、視聴者の涙を誘います。

キングとディアンヌの記憶の共有シーン

妖精王キングと巨人族のディアンヌが、過去の出来事を共有し、真の心の結びつきを確かめる場面です。このエピソードでは2人の成長と愛情が丁寧に描かれ、彼らの関係が大きく前進するターニングポイントになっています。

十戒ゼルドリスの本気シーン

メリオダスの弟ゼルドリスが本気を出し、全力で七つの大罪とぶつかる場面は、彼の力と威厳、そして兄に対する複雑な感情が表現された名シーンです。戦闘の迫力と彼の人物像の深みが視聴者に強い印象を残します。

魔神王への変貌と暴走シーン(終盤)

メリオダスが魔神王の力を取り込み、その影響で制御を失う展開はシリーズ屈指の衝撃展開です。仲間たちが彼を止めようと奮闘する姿と、メリオダスの苦悩が交錯するこのシーンは、物語のクライマックスにふさわしい壮大さがあります。

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『神々の逆鱗』では、メリオダスが魔神王の力を完全に受け入れようとすることで、周囲に緊張が走ります。彼の目的は、呪われたエリザベスを救うことでした。しかし、感情を失った彼は仲間たちとの絆をも断ち切るかのような態度を見せます。一方、バンは「煉獄」へと旅立ち、メリオダスの感情を救うために命を懸ける道を選びます。 ゼルドリスとエスタロッサの関係も複雑化し、エスタロッサが実は魔神王のもう一人の息子である「マエル」であったことが明かされます。これは「光と闇」の構図を揺るがす大どんでん返しです。 さらに、エスカノールがリオネスの英雄としての最期を遂げる伏線も張られます。キングとディアンヌの愛の成就、バンの「永遠の命」との決別、そしてエリザベスとメリオダスの運命の行方など、多くのドラマが交差するシリーズとなっています。

まとめ

『七つの大罪 神々の逆鱗』は、キャラクターたちの過去や因縁、そして戦いの決着に向けた物語が大きく進展するシリーズです。ファンにとっては、待ち望んでいた数々の伏線が回収され、感情を揺さぶるシーンが連続する内容となっています。特にエスカノールの戦闘や、エリザベスとメリオダスの関係の核心に迫る展開は、シリーズ最大の見どころのひとつです。

一方で、作画のクオリティの問題やテンポの悪さにより、「ひどい」との評価も一部では存在します。しかし、物語としては着実にクライマックスへと向かっており、感動的な要素も多く含まれています。

シリーズの転換点とも言えるこの作品は、賛否を巻き起こしながらも、キャラクターたちの成長と絆を丁寧に描いています。完結編へと続く道をしっかりとつなぐ重要な章であることは間違いありません。

更新日: 2025-04-11

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