みどりのマキバオーのアイキャッチ

みどりのマキバオー最終回の衝撃!アニメで描かれた競馬の魅力や死亡での涙とは

2025-03-18

作品名

みどりのマキバオー

みどりのマキバオーのジャケット
引用元:amazon

作品情報

公開日:1996年3月2日
時間:全61話 - 各話25分

制作会社

制作会社:ぴえろ

カテゴリー

昭和
スポーツ

タグ

ジャンプ作品
感動
成り上がり
愉快
90年代

作者

つの丸

監督

西村純二

主な声優

犬山犬子
千葉繁
桜井敏治
松本梨香
目次

    1分で分かるあらすじ

    白い体、くりっとした目、そして…短い足!?そんな馬の常識を軽々と飛び越えたのが、我らが「ミドリマキバオー」。彼の夢はただひとつ、日本一の競走馬になること!しかし、目の前には高い壁、いや、高い馬柵が立ちはだかる!ライバルたちは体格もスピードも超一流、まるで戦国時代の武将たちのように次々と勝負を挑んでくるのです。仲間との熱い友情、ライバルとの涙の戦い、そして、時には草むらで昼寝しながらも、マキバオーは今日も全力疾走!人間顔負けの知恵と根性で、次々とレースを制していく姿に、胸はドキドキ、笑顔はニヤニヤ。アニメーションの画面から飛び出してくるかのようなスピード感と、畳みかけるギャグ、そして心温まるストーリーに、あなたも気づけば「走れ!マキバオー!」と叫んでいるかも!?「笑い」と「感動」と「馬魂(ばこん)」の三拍子が揃った、唯一無二の競馬アニメが、あなたのハートを駆け抜けます!

    シリーズ・関連作品

    • みどりのマキバオー(原作漫画)
    • みどりのマキバオー(1996年アニメシリーズ)
    • みどりのマキバオー劇場版(1997年公開)
    • たいようのマキバオー(続編漫画)
    • たいようのマキバオーW(続編漫画)
    • みどりのマキバオー Blu-ray BOX(発売記念商品)
    • マキバオー外伝作品(読切)

    伝説の最終回の結末

    物語はついに、感動と興奮のゴールへ。さあ、最終回です!マキバオーのラストランは、まさに涙腺破壊レベル。菊花賞という、いわば馬界の甲子園決勝戦!そこに立つ白い駿馬、ミドリマキバオー。ライバル・カスケードとの宿命の一騎打ち、その瞬間、空気すら震えます。観客は総立ち、蹄の音は心臓の鼓動を上書きし、実況の声は最早BGM。泥だらけ、汗まみれ、鼻水全開!それでも、走る走る走る!命を削るかのような激走の末、ゴール板を駆け抜ける瞬間の輝きは、まるで夕陽に染まるヒーローのシルエット。勝負は接戦、最後の最後で勝利を掴むのは・・・・。レース後のスタンドは拍手喝采、歓声、そして涙、涙、また涙…。でもそれだけじゃ終わらないのがこの作品。感動の余韻に浸る間もなく、マキバオーは自らの決意で牧場を去り、次なる舞台へ、そう、己の未来へ向かって走り出すのです!「走れ、走り続けろ、どこまでも!」そう背中を押されるようなラストシーンは、まさに「これぞスポ根!」の真骨頂!泣きながら笑って、笑いながら泣く、そんな名フィナーレが待っています。

    原作とアニメの違い特集

    実は「マキバオー」の結末について、アニメと原作漫画で結末が微妙に異なるんです。これ、知る人ぞ知る、マキバオー好きにはたまらないポイントなんです。

    アニメ版の結末

    アニメ版『みどりのマキバオー』は、菊花賞でカスケードとマキバオーが壮絶な一騎打ちを繰り広げ、激闘の直後に物語が完結します。感動のラストランを終えた後、マキバオーは次なる夢を胸に、故郷に帰るという「希望」と「別れ」をテーマにした締め方です。ここでのアニメ版は「スポ根王道の幕引き」とも言えますね!

    原作漫画の結末

    一方、原作漫画はさらに先まで描かれています。菊花賞後もマキバオーはさまざまなレースに挑み、成長を重ねていきます。さらにマキバオーが海外遠征を目指すという展開にまで発展。最終的には「有馬記念」まで走り抜けるなど、アニメ版にはないレースや因縁のライバルたちとの決着もしっかりと描かれるのが原作の魅力です。最終回は、マキバオーが次なるステージへの旅立ちを決意する、未来を感じさせるエンディングとなっています。

    つまり、アニメ版は「一つのドラマを完結させた王道エンディング」、漫画版は「さらに広がる世界と成長」をしっかり描いたロングラン型のエンディングと言えるでしょう!

    ライバルキャラの競走馬

    物語において欠かせぬスパイス、そう、主役の前に立ちはだかるライバルキャラたちのご紹介です!珠玉のライバルたち、その一頭一頭が物語を加速させる「燃料」であり、マキバオーという白き疾風を押し上げる「風」です!

    カスケード

    "黒い帝王"の異名を持つ、マキバオー最大のライバルにして物語の象徴。誇り高き王者、その瞳には常にゴールが映る。圧倒的なスピードと勝負強さで「完璧」の名を欲しいままにするが、決して驕らず、常に頂点であり続けようとするストイックな性格。マキバオーとは光と影、白と黒、宿命の対決は必見!

    アマゴワクチン

    「冷徹なる参謀」のごとき知略派。冷静沈着、計算高く、レース展開を読む目はまさに軍師級。強者揃いの馬界でもそのインテリジェンスは抜群で、マキバオーにとっては「冷たい壁」として立ちはだかります。しかし、その裏には過去の苦悩と、隠された情熱も…?勝負師の冷たさと熱さを併せ持つ一頭。

    ニトロニクス

    暴走するロケットの如し!その名の通り、スタートからゴールまでノンストップのスピードスター。短距離戦では無類の強さを誇り、誰もが「爆走野郎」と呼ぶ。直線では誰にも止められない圧倒的な破壊力を見せつけるも、スタミナ面には少々難あり。豪快な性格で、レースを盛り上げるムードメーカーでもある存在。

    ブルー・マックス

    「職人魂」の体現者、技巧派のベテラン馬。レースにおいては、スタートからゴールまでの流れを読み切る洞察力と、完璧なペース配分を誇る。無駄のない走りと冷静な判断力で、若手たちの前に立ちはだかる壁。渋さと実力を兼ね備えた、いぶし銀の存在であり、マキバオーにとっては頼りになる兄貴分的ライバル。

    ベアナックル

    力こそパワー!「野生のパワーファイター」として知られる屈強な馬。豪腕ならぬ"豪蹄"を活かしたパワー型で、道悪や泥だらけのコースでは無類の強さを発揮する。無骨な性格と豪快なレーススタイルで、観客の心を鷲掴みにする一方、繊細な部分も垣間見える不器用な一面も魅力。マキバオーにとっては「力の象徴」となる存在。

    「死亡」での涙の別れ

    ギャグと感動が絶妙に絡み合う『みどりのマキバオー』にも、時には涙を誘う「別れ」が訪れます。馬の世界、レースの世界、そこは常に生と死が背中合わせ。特に心に刺さるのが、仲間であり兄貴分である「カスケード」の父、"サトミアマゾン"の死。かつての王者が、病に伏しながらも、息子・カスケードに「勝て、どこまでも高く駆け上がれ」と遺言を残し、静かに息を引き取るシーンは、涙腺決壊の名場面です。その最期は、まるで古武士のような潔さ。あのカスケードですら、その死に涙を流し、覚悟を決める瞬間。さらに、牧場内でも、数々の馬たちが病気や怪我でレースを去る描写もあり、ギャグアニメでありながらも、命の尊さをしっかりと教えてくれるのです。「走ること」とは「生きること」、「止まること」とは「終わること」そんなメッセージが胸を打つ瞬間。キャラクターたちの死を乗り越え、仲間の想いを背負い、走り続けるマキバオーたちの姿が、涙と共に我々の記憶に焼き付くのです。悲しいけれど、それでも前に進む。それが、この作品の「真骨頂」でもあるのです。

    みどりのマキバオー 人気の話 5選

    第1話 「白い奇跡の馬」

    突如として現れた白く小さな駄馬、ミドリマキバオーがデビュー戦で大暴れ!小さな体で大きな夢に挑む、感動と爆笑の幕開け。

    第13話 「ライバルはカスケード」

    最強のライバル・カスケードとの運命の出会い。宿命の戦いの火蓋が切って落とされる、熱きライバルストーリーの始まり。

    第22話 「涙のダービー」

    日本ダービーでの死闘!泥だらけのコース、降りしきる雨、ライバルたちの意地とプライドがぶつかり合う、シリーズ屈指の名勝負。

    第40話 「菊花賞、決着!」

    菊花賞での決戦。果たして勝者は!?友情、涙、そしてドラマが炸裂する熱すぎる一戦に、手に汗握ること間違いなし!

    第61話 「さらば、みどり牧場」

    ついに迎える最終話。ミドリマキバオーの夢の結末とは…?感動のフィナーレで、あなたもきっと目頭が熱くなる!

    有名なセリフ

    • 「オレはオレの走りをするだけだ!」(ミドリマキバオー)
    • 「走れ、走れ、最後まで走りぬけ!」(飯富昌虎)
    • 「ライバルがいるから、オレは強くなれる!」(カスケード)
    • 「負けたって、次があるんだ!」(ミドリマキバオー)
    • 「夢を信じろ、信じた夢は裏切らねぇ!」(谷良子)

    作品功績

    興行収入

    興行収入のイメージ画像

    興行収入:約3.5億円(劇場版)

    受賞歴

    受賞のイメージ画像

    受賞歴:第1回アニメーション神戸賞 テレビ作品部門賞、1997年日本アニメ大賞優秀作品賞

    解説【起・承】

    さあ、物語の幕開けです。舞台は「みどり牧場」という、いわば馬界の下町。そこで生まれたのが、あの白い伝説、ミドリマキバオー!名前はキュート、見た目はシュール、走りはピュア。誰がこの白馬の小さな奇跡を予想したでしょうか?いや、誰も予想なんかしてません!だって、その風貌は、競走馬というより、草むらの隅で日向ぼっこしている子ヤギ!しかし、ここからが本番。マキバオーはただの馬ではありません、"走るために生まれた馬"なんです!生まれながらにして天才か、いや、ただの食いしん坊か、そんな疑念を吹き飛ばす勢いで、彼は己の脚を武器に勝負の世界へ足を踏み入れます。

    みどりのマキバオーのシーン1

    スタッフによる作成画像

    次々と登場する個性豊かな仲間たち、泣き虫のボス役・飯富昌虎(いいとみまさとら)や、厳しくも愛のある調教師、そして同じ牧場の仲間たちが、彼の成長を後押しします。「どこへ行く、マキバオー?」「勝つのか、マキバオー?」そんな問いかけが視聴者の脳裏にチクチクと刺さります。レースに出れば、周囲から「なんだあの白い駄馬は!?」と笑われ、鼻で笑われ、時に拍手すら忘れられ。でも、彼は走るのです、走って走って、ついにはデビュー戦で大暴れ!そして、運命の出会い──そう、宿命のライバル、"カスケード"との遭遇です。馬同士の友情、いや、これは戦友?それとも天敵?見る者をハラハラ、ドキドキ、時にはクスクス笑わせる、そんな濃厚な物語がここから幕を開けます。さあ、走り出した物語は、もう止まらない!気づけば、あなたも画面越しに「いけー、マキバオー!」と叫んでいるかもしれません。いや、絶対叫びます!

    解説【転・結】

    さあ、物語は中盤から怒涛の後半戦へ突入します。白い奇跡、マキバオーが全国の競馬場を駆け回る、いや、もう"爆走"するのです!しかし、そんな彼の前に立ちはだかるのは、ライバル・カスケード、さらに怪物級の強敵たち。スピード・パワー・テクニック、すべてを兼ね備えた猛者たちが、まるで風雲急を告げる嵐のごとく次々と現れます。だが!マキバオーは「止まれ」の看板も、「やめとけ」の忠告もガン無視!全力でゴール目指して突き進むのです。そして迎えるは、日本ダービー、菊花賞などの大舞台!涙と汗と泥にまみれた壮絶な戦いが繰り広げられ、我々視聴者は、そのレースシーンに釘付け。ライバルとの熱きバトルは、もはや馬界の頂上決戦。誰が勝つのか、誰が散るのか、観ているこっちの心臓はドキドキバクバク、レースが終わる頃には、ハラハラして胸の鼓動が競馬場の蹄の音よりうるさいレベル。そんな熱戦の果てに、マキバオーはついに菊花賞を制し、"白い奇跡"から"白い伝説"へと名を刻むのです!そして……みどり牧場からの旅立ち。

    みどりのマキバオーのシーン2

    スタッフによる作成画像

    別れの時、笑顔と涙が交差するラストシーンに、心がほろり。マキバオーは強くなった自分を信じて、新たな舞台へ駆け出すのです。その姿は、まるで夕陽に向かって走り出す西部劇のカウボーイ。ああ、走れ、マキバオーよ、どこまでも!そして私たちは気づくのです。「あれ、この作品、ギャグアニメだったのに、こんなに感動するなんて、ズルいじゃないか!」と。

    みどりのマキバオーのまとめ

    「競馬アニメ?どうせ馬が走るだけでしょ?」そんなイメージを持っているあなた、今すぐその考えは、スタートゲートに置き去りにしてください!『みどりのマキバオー』は、ただの競馬アニメにあらず。ギャグ、涙、汗、鼻水(!?)まで詰め込んだ、感情ジェットコースターです。スタートは牧場の小さな白馬、だけどゴールは日本中の心を掴む大スター。笑って泣いて、また笑って、最後には立ち上がって拍手を送りたくなるこの物語。泥だらけで走るマキバオーの姿に、自分を重ねてしまう人、続出必至!「負けたって、明日は走れる」「ライバルがいるから、強くなれる」そんな名言の数々が、あなたの背中をそっと押してくれるでしょう。

    走ることを通して成長するマキバオー、仲間との絆、ライバルとの熱きバトル…全てが渾然一体となった本作は、まさに"走る人情ドラマ"。競馬の知識がなくても、馬券が外れた翌日でも、この物語はあなたに元気と勇気を届けてくれるのです。「今日も頑張ろう!」そう思える、人生応援アニメ。だからこそ、今、あなたの心に問います。「走り出す覚悟は、できてますか?」

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    余談・小ネタ

    さて、ここからはちょっと脇道へ。知る人ぞ知る、知らぬ人は今知るべし!『みどりのマキバオー』のウラ話・小ネタ集です。実は、ミドリマキバオーのモデルは、作者・つの丸先生が少年時代に見かけた、とあるポニーがヒントになっているとか。えっ、競走馬じゃなくてポニー!?この時点で、もう笑ってしまいます。

    そして、アニメ化当時、原作者のつの丸先生は競馬未経験だったという衝撃の事実。競馬愛が爆発した結果、連載中に実際に競馬場へ通うようになったそうで、まさに「習うより慣れろ」を地で行くスタイル。また、主題歌「走れマキバオー」は、そのタイトル通り、聞いた瞬間に「走りたくなる」と一部の陸上部員から隠れた応援ソングとしても使われていたとか、いないとか。そして忘れてはならないのが、声優陣の怪演!犬山犬子さん演じるマキバオーは、あの独特な叫び声が放送当時の小学生たちの間で大流行、校庭で「ブヒィィィ!!」と叫ぶ子供たちが続出し、先生たちが困惑したとかしないとか…。

    さらに、アニメの美術監督が、競馬場の芝生の描写に異様にこだわり、実際の競馬場に通って芝をスケッチしまくったという職人エピソードも。こうした愛と情熱が、マキバオーの世界にリアリティと躍動感をもたらしているのですね。ちなみに、カスケードの必殺技「スパート」のシーンは、ある陸上アスリートが感動して実際に模倣してみた……が、ただの全力疾走になった、なんて都市伝説まで存在します。さあ、こんな小ネタ満載の『みどりのマキバオー』、今こそ、あなたも馬魂(ばこん)を燃やして観る時です!

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    更新日: 2025-04-10

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