ケロロ軍曹
※ネタバレを含みます。
作品情報
- キャラクター・声優
ケロロ軍曹:渡辺久美子
タママ二等兵:小桜エツコ
ギロロ伍長:中田譲治
クルル曹長:子安武人
ドロロ兵長:草尾毅
東谷小雪:広橋涼
日向 冬樹:川上とも子/桑島法子
日向 夏美:斎藤千和
日向 秋:平松晶子
西澤 桃華:池澤春菜
アンゴル・モア:能登麻美子
サブロー:石田彰
ポール:藤原啓治
- カテゴリー
- SF コメディ
- タグ
- 宇宙 長編 愉快 シリーズ物
- 制作国
- 日本
- 制作会社
- サンライズ
- 原作
- 吉崎観音
- 総監督
- 佐藤順一
- 監督
- 山本裕介 近藤信宏
『ケロロ軍曹』の歴史
『ケロロ軍曹』は、吉崎観音による漫画作品で、1999年に『月刊少年エース』(KADOKAWA)で連載が開始されました。宇宙人であるケロン星人・ケロロ軍曹が、地球(ペコポン)を侵略しようとしながらも、日向家で居候生活を送るというコメディ作品です。ガンプラネタやパロディ要素が多く、独特のユーモアで人気を集めました。
漫画の展開
連載開始から順調に人気を博し、2005年には第50回小学館漫画賞(児童向け部門)を受賞。全28巻(2014年完結)まで続き、多くのファンに愛されました。完結後も『ケロロ軍曹』の世界観は続き、スピンオフ作品『ケロロ』が展開されました。
アニメ化と人気の拡大
2004年4月からテレビアニメ『ケロロ軍曹』が放送開始(テレビ東京系列)。サンライズが制作を手掛け、全358話(2004年~2011年)の長期シリーズとなりました。アニメはギャグ要素を強化し、子供から大人まで幅広い層に受け入れられました。ケロロ軍曹役の渡辺久美子をはじめ、豪華な声優陣も話題に。
また、アニメ放送中には5本の劇場版が制作され、2006年の『超劇場版 ケロロ軍曹』を皮切りに、毎年新作が公開されました。特に『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』(2009年)はアクション要素が強く、高い評価を得ました。
その後の展開
アニメ終了後の2014年には、新作アニメ『ケロロ』がフラッシュアニメとして制作されました。しかし、従来のTVシリーズほどの反響はなく、短期間で終了。それでも根強い人気を誇り、現在もグッズ展開やコラボ企画が続いています。
あらすじ
地球(ペコポン)に潜入した宇宙人・ケロン星人は、地球侵略の任務を遂行するはずだった。しかし、ケロン軍の先遣隊としてやってきたケロロ軍曹は、ひょんなことから人間の少年・日向冬樹とその姉・日向夏美に見つかってしまう。ケロン軍の本隊とはぐれ、作戦が中断してしまったケロロは、日向家で居候生活を送ることに──。
最初こそ地球侵略を試みるケロロだが、次第にその意志は薄れ、むしろのんびりとした地球ライフを満喫するようになる。ガンプラ作りに夢中になったり、テレビやゲームを楽しんだりと、まるで地球人のような生活を送るケロロ。そんな彼を見守る日向家の面々とのドタバタな日常が描かれていく。
一方で、ケロロ軍曹の仲間たちも次々と地球に現れる。冷静沈着で計算高いクルル曹長、武士道を重んじるドロロ兵長、純粋でケロロを慕うタママ二等兵、そして無骨な戦闘派のギロロ伍長──それぞれが個性豊かで、ケロロ小隊として地球侵略を目指すが、なぜかうまくいかない。彼らが巻き起こすハチャメチャな騒動が、作品の大きな魅力の一つとなっている。
さらに、日向冬樹の友人・西澤桃華や、忍者の末裔・東谷小雪などの人間キャラクターたちもストーリーを彩る。彼らとの交流を通じて、ケロロ小隊のメンバーは少しずつ地球に馴染んでいく。しかし、時折、宇宙規模の大事件や謎めいた存在が現れ、日常にちょっとしたスリルや感動を加えることも。
『ケロロ軍曹』は、ユーモアとSF要素を織り交ぜたコメディ作品でありながら、友情や家族の絆も描かれている。子供から大人まで楽しめるストーリー展開と、パロディ満載のギャグが魅力の、長年愛されるアニメである。
予告動画
スケジュール
オープニングテーマ「ケロッ!とマーチ」
作詞:もりちよこ/作曲・編曲:沢田完
歌:角田信朗&いはたじゅり
エンディングテーマ「アフロ軍曹」
作詞・作曲・編曲:ダンス☆マン
歌:ダンス☆マン
感想
是非、見てみてよ✨

配信VOD
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アニメ『ケロロ軍曹』最終回の結末とは?
アニメ『ケロロ軍曹』は、2011年4月3日に放送された第358話「さらばケロロ これが本当の最終回…かも」で最終回を迎えました。しかし、この最終回は完全な物語の終結ではなく、あくまで「一区切り」といえる内容でした。
最終回では、ケロロ小隊がこれまで繰り返してきた地球侵略作戦に一区切りをつけるかのような展開になります。しかし、いつものように計画は思わぬ方向へと進み、結局うまくいかないまま、ドタバタな騒動が繰り広げられます。そして、最後には「ケロロ小隊は今日も元気に地球侵略を続ける!」というような締めくくりとなり、物語が終わります。
この最終回の特徴は、「物語が終わるのではなく、ケロロたちの日常はこれからも続いていく」という雰囲気で描かれていること です。そのため、シリアスな別れや大きな事件の解決といった展開ではなく、視聴者が「いつでもまたケロロたちに会える」という安心感を持てるラストになっています。
また、アニメの最終回を迎えた後も、『ケロロ軍曹』の世界観は完全に終了したわけではありません。2014年には短編フラッシュアニメ『ケロロ』が制作され、原作漫画も最終巻までしっかり完結しています。そのため、アニメ版の最終回は、「本当の終わり」ではなく、「今後の可能性を残したままのエンディング」といえるでしょう。
総じて、アニメ『ケロロ軍曹』の最終回は、シリーズの魅力であるコミカルな雰囲気を保ちつつ、視聴者に「まだまだケロロ小隊の活躍は続く」と感じさせる、オープンエンドな結末となりました。
『ケロロ軍曹』の続編は?
結論、続編については今のところ不明です。
しかし、アニメ『ケロロ軍曹』は、2004年から2011年まで全358話が放送され、劇場版も5作公開されました。その後、2014年には短編フラッシュアニメ『ケロロ』が制作されましたが、本編の続編は未発表のままです。しかし、続編の可能性は完全にゼロではありません。
まず、『ケロロ軍曹』は現在も根強い人気がある ことが続編の期待を支えています。原作漫画は完結していますが、アニメ再放送やグッズ販売、コラボ企画が続いており、一定の需要があることがわかります。特に、近年は懐かしのアニメのリブートやリメイクが増えているため、『ケロロ軍曹』も再アニメ化の候補になる可能性があります。
また、サンライズ(現バンダイナムコフィルムワークス)が制作していたことから、バンダイの玩具やプラモデルとの連携次第では、新作展開の可能性も考えられます。 ガンプラネタが多い作品のため、新たな世代向けにリブートされることもあり得ます。
ただし、2014年のフラッシュアニメ『ケロロ』は短期間で終了しており、大規模な続編のハードルは高いとも考えられます。とはいえ、OVAや配信限定アニメという形での復活も期待できるでしょう。 近年のアニメ業界の動向を踏まえると、完全新作が発表される日も来るかもしれません。
まとめ
笑いあり、ドタバタあり!『ケロロ軍曹』の魅力とは?
もしあなたが「楽しく笑えて、ちょっぴりワクワクするアニメが観たい!」と思っているなら、『ケロロ軍曹』はまさにピッタリの作品です!地球侵略を企むはずの宇宙人・ケロロ軍曹。しかし、彼がやっているのは侵略よりもガンプラ作りやゲーム三昧のダラダラ生活!?そんな彼と、個性豊かな仲間たちが巻き起こすドタバタな日常は、一度観たらクセになること間違いなし!
登場するのは、ツンデレなタママ二等兵、戦闘狂のギロロ伍長、天才科学者のクルル曹長、忍者気質のドロロ兵長といったユニークすぎるメンバーたち。そんな彼らが「地球侵略作戦」を立てるたびに、なぜかとんでもない騒動に発展してしまう…。果たして、ケロロ小隊は本当に地球を征服できるのか!?
ギャグ満載のストーリーに加え、ちょっぴり感動するエピソードや、宇宙を巻き込む大事件もあり、最後まで飽きることなく楽しめます。さあ、ケロロ小隊のドタバタ侵略ライフを一緒に覗いてみませんか?
更新日: 2025-04-26